空亡とは四柱推命の鑑定部分の一つですが、大変重要な部分でもあります。

 そして、空亡については前にも触れましたが当サイトで最も重要視している箇所です、従ってここでは詳しく説明したいと思います。

 又、この空亡は同じ生年月日を基本にした四柱推命の鑑定であっても、鑑定の形式や鑑定士の違いによって、天中殺と言ったり、殺界とか言ったりしますが、基本的には空亡と同じと考えて良いでしょう。

 空亡とは読んで字のごとく空しく亡ぶということで、四柱推命ではこの時期に新たに事を起す事を厳しく戒めています。

 それは、この空亡と言う時期は季節で言えば、丁度真冬の寒さの厳しい時期にあたり、この様な時に新たに作物の種を蒔いても決して芽は育つ事はありません。

 ばかりか、良い作物を作ろうと努力すればするほど無駄な徒労に終わり、精神的にも大きなダメージを受ける事になる訳です。

 これが後々、夫婦仲の悪化や家庭不和また会社での成績不振などに繋がる事になります、ですから、空亡の時に新たに事を起す事は是非とも避けてほしいのです。

空亡は動けない時

 では空亡は何故起きるかについてですが、そもそも四柱推命の鑑定というのは年柱・月柱・日柱・時柱からそれぞれ十二支、十干、五行を割り出して総合的に鑑定をする訳です。

 十二支ってご存知だと思いますが、子丑寅などの生まれた年の呼称で干支(えと)の事でこれは時間を意味します、よく昔の文献など読みますと、子の刻とか丑の刻とか又は草木も眠る丑三つ時とか出てくるので解ると思います。

 そして次に十干ですがこれは甲、乙、丙とか言う言葉を聞いたり読んだりした事があると思いますが、これが十干でこの十干と言うのは空間を意味します。

 それから五行と言うのは、木・火・土・金・水の性質の事で木の性とか火の性とか言ったりしますが、五行とは万物を生成する根本の要素となるものです、人間は勿論動物も植物もそうです。

 これをまとめると十二支の時間、十干の空間、五行の物体これらがお互いに融合しなが一つの生命体を形成している訳ですが、時間は十二あるのに対して空間は十しかありません。

 この足りない二つの空間と時間が、足りないながらも不自然な形で融合しながら生命の活動が行なわれている訳です。

 時間は「距離」であり「長さ」です、空間は大きさや形などの広がりを収める「場所」です、要するに空亡と言うのは時間はあるが「場所」が無いこれを空亡というのです。

 ひらたく言えば空亡の時と言うのは生命の活動に不都合な事が生じ、正常な活動状態でなくなる為に災いが起りやすい時と言える訳なのです。