空亡とは?

空亡とは?

 今まで再三にわたり運気の悪い時の事について述べてきましたが、空亡と言うのはこの気の働きに不都合が生じる時で運気の最も悪い時の事をいいます。

 空亡とは読んで字のごとく空しく亡ぶということですが、これには百二十年で一回りする大運の中の二十年間、十二年で一回りする年運の中の二年間、一年十二ヶ月の中の月運の二ヶ月間、十二日の中の日運の二日間がありますが、その中で最も身近で影響力のあるのが年、月、日に巡ってくる三つの空亡です。 

 大運の場合は百二十年年の中の二十年年と言っても人によっては遭遇しない人もいます。そして又この空亡には、運気と共に巡ってくるものの他に、生まれる時にもつ宿命的なもの、対人関係において生じるもの、方角が空亡にあたる場合などがあります。この世の中は時間と空間によって成り立っています、そこに物質(人間)があるわけですが、気に不都合が生じた時というのは時間はあっても空間が制限されると思って下さればいいと思います。

 つまり時間は「長さ、距離」で空間は「場所」でそこで物資(人間)が「動く」と言うことですが、空間に制限が加わると言う事は場所に制限が加わると言うことになり動いてもそれを全部納める場所がない、つまり自由に動けなくなる時なのです。このような状態の時、無理に動こうとすればさまざまな問題が起こってくるのは当然です。

 それではこの事についてもっと具体的に解りやすくく説明しましょう。 

 理解しやすくする為に、車を例にとって説明しますと、「ガソリン」が生命の根本の部分つまり魂といわれる部分、アクセル、ブレーキ、ハンドル等の「運転装置」が心と身体の部分に例えるとすれば、気は「エンジン」の部分になります。気が大きい小さいは排気量と言えるでしょう。

 運気の悪い時というのは このエンジンの働きに不具合が生じることです。不具合が生じるといっても決してエンジンが止まってしまう事ではありません。この場合エンジンが止まると言う事は死を意味してしまいます。ですから「エンジン」は止まらないが調子が悪いという事です。 

 アクセルを踏み込んでもその割りに速度が上がらなかったり 又急に加速したり減速したりという具合にです。こんな状態で運転していると肉体的にも精神的にも疲れてしまします、イライラします、やがて疲労とストレスが蓄積してくるとそれが精神と肉体に悪い影響を与える事になる訳です。

 又、私達は根本的に良い面と悪い面を併せ持っています、根本の部分つまり「ガソリン」も全く純正な「ガソリン」ではなく不順物等が混ざっていると言う事ですが、「エンジン」の調子の悪い時はその影響を受けてこの部分の不純物等の悪い面の活動が誘発され活発になる為にトラブルが起こりやすくなるのです。 では何故、気に不都合な状態が生じる時期があるのかと言えば、その答えは簡単です。それはなくてはならない事、必要な事だからです。人間も毎日働きつづけでは体が持ちません、時には休む事も必要です。気の根本はエネルギーですがエネルギーも使うばかりではそのうちなくなってしまいます。蓄える事が必要です。

 つまり、こういう時は、自分の利益を考えないで奉仕の精神で生きる、又勉強、研究等に重点を置いた生き方をする事です。こうした生き方をする事によっていくらか災いを軽くする事ができます。そして奉仕の精神で生きると言う事こそがエネルギーを蓄えると言う事でもあります。


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2010年01月31日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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